従来の介護は、介護を受ける人ができないことを補完する「
まずは、利用者様に説明会を開き、ご理解いただきました。
以前より生活機能訓練(生活リハビリ)として、洗濯物を干す・畳む、配布物やごみ箱を折る、花や野菜・めだかのお世話などの作業は定着していました。
これからはご自分で自分たちのデイを作るを目標にいろいろなことにチャレンジしていただこうと考えています。
▼食札分け
リストを参考にして、60枚近くある食札の中からその日の利用者様の食札を分けてくれます。
▼預かり薬チェック表
印刷物をハサミで切り分け、月~土の順で1週間分をホッチキスで綴じてくれます。
▼給茶ポット
各テーブルにポットを置くようにしました。 すると…周りの方にも声を掛け、勧めてくれます。普段より利用者様同士の会話が増えました。
▼整容(ドライヤー)コーナー設置
鏡を見ながら、火傷しないように両手を動かし乾かしていきます。こだわりにも気づけました!
▼換気
換気のお知らせアラームが聞こえると、指を詰めないように窓を開閉してくれます。
▼コップ集め
お席の方に「もう、いいで?!」と確認しながら、コップを集めてくれます。また集めてもらう方は「お願いできるで?!」と集めやすいように端に寄せてくれます。
▼嚥下体操
前に出るのは恥ずかしいものですが、みんなから応援されると張り切ってやってくれます。
▼クロス配り & 献立紹介
配膳前のクロス配りでテーブルの消毒を声かけてくれます。ボードが見えにくい場所の方にも聞こえるように献立を紹介してくれます。
▼配膳
ワゴンを使うことで、足腰が痛く歩行が不安定な方でも、安心して安全に配膳ができます。
▼下膳
蓋や皿、湯飲みや服薬用の水が机に残らないようにお膳に載せ、下膳してくれます。
▼ゴミ回収
指が動かしにくくなりますが、衛生上手袋を着用し、ごみを回収してくれます。
▼掃除
ごみや土などが床に落ちていると、気になり、ほうきと塵取りできれいにしてくれます。
▼枕カバー交換
説明する前に「貸してみぃ」と交換し始め、端っこまで気を配りしわ一つなしに仕上げてくれます。
▼脳トレ用品管理
みんなで使うものだから、無くなったピースはないか確かめてくれたり、片づける時にこちら側を上向きにするといいと書き加えアイデアを出してくれます。
▼組み立て
箱を開け、説明書に目を通し、内容数があっているか確認してから、みんなで協力しながら組み立ててくれました。