この鶴を見ていると、希望に向かって飛び立っているように見えませんか?!
自立支援プログラムを開始し、2ヶ月が経とうとしています。
皆様の動きは、どんどん変化し、職員も驚いています🤗
▼連絡ノート準備
「どうするんだい?」と尋ねてくれたかと思うと、
「これぜ〜んぶね」と、どんどん貼っていってくれます。
▼流れるような洗濯物さばき
お天気がいいとタオルも2〜3時間で乾きます。
取り込んで机に置くと、「外してあげよ!」「こっちにちょうだい。」
「私もたたんであげよ!」と、見る見るうちに片付いていきます。
お昼の下膳が終ると、午前中に洗濯し終わったタオルの入ったかごを探し、
タオル・バスタオルに仕分けが始まります。
皆様、その日の体調や身体の状態に合わせて、
タオルかバスタオルか選んで干してくれます。
最近、新しいハンガーが入り、使い方が今までと違うので、
慣れるまでお互い協力してくれてました。
⭐ここ最近一番の感動⭐
いつもは、(タオルがたためたので取りに来てと)「ちょっと」と職員を呼んでくれるのですが、この日(9/18)は左手で歩行器を押し、右手で畳んだタオルを胸に抱き、職員の所まで持ってきてくれました。
距離にして3m。この方にとっては3mも自分一人の力で歩いて運んでくれたのです。途中、職員が助けに入ろうとしましたが、皆で見守りました。
職員の元へ届けてくれた時、みんなの歓声と職員たちの目には涙が込み上げてきました。久々に心を動かされました💘
介護の現場では安全を重視しすぎてなかなかできなかったことです。自由にやりたいことが叶えられる環境を整え、利用者様が周囲から頼られてやりがいを感じ、次第に表情や雰囲気が明るくなっていく。その変化が職員の喜びであり、私たち自身の人生に価値を与えてくれると実感しました。